サイトアイコン CHINA BLUE HUALAN

【2018年12月配信】中華エンタメ通信第6回:映画「迫り来る嵐」

いつもはイチオシの俳優や歌手を紹介している本コーナーですが、今回は2019年1月5日に日本で公開される映画「迫り来る嵐(原題:暴雪将至)」を紹介したいと思います。


1990年代、とある小さな町で起きた連続女性猟奇殺人事件に、国営工場で保安員を務める余国偉が、刑事気取りで首を突っ込み始めます。被害者が自分の恋人・燕子に似ていることを知った余の行動によって事態は思わぬ方向へ…。捜査に取りつかれた男の運命を描いたサスペンスです。


本作の主演を務めたのは段奕宏(ドアン・イーホン)。2017年に開催された第30回東京国際映画祭でも、最優秀主演男優賞を獲得した実力派俳優です。
「迫り来る嵐」は、香港返還が近付く90年代後半を舞台にしており、激変する中国社会を象徴するようなダークで重厚感に満ちた作品に仕上がっています。ほぼ全編が暗く冷えた雨のシーンで、暗鬱とした雰囲気が印象的な本格サスペンスです。是非劇場でご覧ください。


もっと中華エンタメを知りたい!と思ったら、ようしーのツイッターまで遊びに来てくださいね♪


映画「迫り来る嵐」公式サイトはこちら

※本記事は「日本と中国」12月1日刊に掲載されております。

モバイルバージョンを終了