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ドラマ『解密』第33~44集あらすじ

いよいよ最終章…ちなみにですが、本記事はTV放送版全44集の話数でお届けしています。YouTubeにアップされている動画は全41集です。TV版は前話の最後が5分ほど次の回でも放送されているため話数が長くなっています。

第33~44集 あらすじ

意識不明のままの容金珍は紫密を解読した功が認められ701機関の歴史に名を残すこととなった。同時にQ小隊の面々にも勲章が与えられる事となった。三等功には厳実、潘森、韓冰、翟莉、二等功には趙棋栄と孟小雲、特等功には容金珍が選ばれた。突出した成績評価をされた趙棋栄であったが、 韓冰は趙棋栄が任務を放棄し逃げ出した事を認めようとしない事に怒りを感じていた。Q小隊は趙棋栄の任務放棄に関する緊急報告を提出し、趙棋栄は禁固室に入れられる。一方、病室では容金珍が目を覚ましていた。結局、趙棋栄は目覚めた容金珍に会うことなく701機関を去る事となった。
夜になり流れてきた紫密を聞き取る孟小雲だがどうも耳の様子がおかしい。受け取った紫密を解読する厳実の元に潘森が忍び込んでくる。彼は厳実との恋愛申請書を雷処長に提出したと言う。
厳実が解読した紫密の情報を基に寧州で覚醒者の捕獲作戦が実行されることとなった。一方、厳実の両親に会うため厳実とと潘森も休暇を取り寧州に来ていた。しかしながら覚醒者捕獲作戦は失敗に終わってしまう。

ようやく目覚めた容金珍には以前の記憶も戻っていた。容金珍は紫密を解読した功で解読処副処長となり、身辺警護として翟莉が側に付く事となる。容金珍は育ての母の面倒を見たいと休暇を申し出る。その際の警護に趙棋栄を指名し、2人は再会を果たす。

内部に「針」と呼ばれるスパイがいることを確認した組織は陸潤を派遣し、701の調査を行うことにする。
陸潤は該当の作戦行動に関わった人物全員を嘘発見器で調査し始めたが、厳実と孟小雲の2人は検査をクリアできずにいた。そんな中、暗号を持って来た時の様子がおかしかった事などから厳実は耳に何らかの問題が生じているのではないかと孟小雲を問い詰める。その事を厳実は検査時に陸潤に密告する。

家の中で容金珍の大好物・餃子を包む一同。茹でた餃子を容金珍が外で待機している趙棋栄に差し入れようとすると狙撃を受け、 趙棋栄が容金珍をかばい犠牲となってしまう。容金珍は趙棋栄を701機関に連れて戻り701の烈士として南院の墓地に埋葬した。
夜、雷婷は厳実を呼び出しあるロゴマークを見せる。よく見ると潘森が寧州でよく行く菓子屋の包み紙にも同じマークがある事を想いだした厳実。このマークは、容金珍が連行された和平飯店作戦時に敵の運び屋が持って来たトランク、そして覚醒者捕獲作戦時に掲示板に貼られていたものと同じものであった。

同時刻、潘森は容金珍の部屋で趙棋栄に献杯しようと持ち掛けていた。そこに突入する厳実は潘森の正体を暴き射殺。潘森こそが針、敵のスパイだったのだ。厳実が潘森との愛の証と想い残していた包み紙こそが潘森のスパイ容疑を立証するものとなるという皮肉な結果であった。
容金珍は休暇を申し出、 趙棋栄の母親に会いに行く。母親に趙棋栄の犠牲を伝え、彼は英雄だと自分の特等功の勲章を渡したのだった。

ある日突然、鄭当が移動することとなってしまう。701では処長は代々指名制であることから鄭当は容金珍に次期処長を託し701機関を去った。処長となっても沈漁への想いを断ち切れない様子の容金珍に、組織は保密員という名目で次々と女性職員をあてがう。しかし全員、容金珍の言動や態度に耐えられず上手くいくことはなかった。
そこに翟莉がもう一度容金珍の保密員にしてほしいと直談判をしに来た。翟莉は容金珍に好意を抱いていたのだった。配属当日に自分を嫁にしてほしいと告白する翟莉。
2人の結婚が決まったことに納得できない様子の厳実は、翟莉と酒を交わした後、容金珍を呼び出し「本当に愛しているのか」怒りをぶちまける。翌朝、翟莉が目を覚まし部屋から出ると、一晩待っていたという容金珍が跪いてプロポーズをしたのだった。

新居への引っ越しの当日、韓冰と孟小雲は容金珍を訪ね、立場が変わっても自分たちは兄弟であること、趙棋栄と孟小雲も翟莉に想いを寄せていたこと、3人の眼が見張っているという事を告げた。そして701機関内でささやかな結婚茶会を挙げる2人に職員も祝福を送った。新婚初夜であったが、そこに新たな暗号‣黒密が見つかったとの報告が入り連日残業続きとなる容金珍。

黒密の解読作業の一方、容金珍は701新人訓練の主任教官となり、厳しく新人を指導していた。始めすれ違っていた翟莉との新婚生活も順調になり、翟莉の妊娠が発覚する。まだ沈漁の名を口にする容金珍に妊娠を言い出せずにいたが、黒密が解読できそうだと夫婦で解読作業に取り組む。黒密は紫密の簡易版であることを突き止めた容金珍、流れてきた暗号が自分の殺害予告であること、覚醒者の正体が分かったと報告すると容金珍の母と姉が姿を消したと連絡が入る。容金珍は1人で来るようにという覚醒者の指示に従い寧州駅に単身やって来る。柳州行きの列車に乗れと指示に従い、駅に入ると翟莉がいた。彼女は容金珍に妊娠を告げ必ず戻るように約束する。列車に乗ると母と姉が拉致されていた。覚醒者こと容金珍の大学講師・約翰李と対面する。容金珍は翟莉が駅で渡した銃で約翰李等を射殺し、無事に帰還する。

平和な時代が訪れ701は解体された。701機関最後の院長として容金珍はメディアの取材を受けていた。容金珍は保密員に餃子を作ってやらねばと、その場を翟莉とともに去っていった。

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