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ドラマ『老九門』第5~8集あらすじ

第5集

老人は鉱山は清朝期のもので昔から代々鉱山で働いてきたと言う。老人の父が日本人に着いて鉱山の奥へ進んで行くとダンテ『神曲』地獄の門に刻まれている「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」と同じ銘文が刻まれた門を発見。日本人だけで中に進んで行くも、しばらくすると黒い煙に追われ逃げ戻ってきたそう。
柵の封を解き、鉱山の奥へと進んで行くと大量の錆びれたトロッコ。更に進んで行くと日本の陰陽師によるまじないが掛けてある入口、八爺に元に佛爺が鉱山へ向かったと知らせが入る。
八爺は周囲の柱の傷が首吊りの跡であることを告げる。そこに水甕から更に地下への道を見つける一行。列車の棺がこの鉱山から運び出されたと確信する佛爺だが、鉱山は清初期のもので当時鉄道はない、すると鉱山を開いた時に棺は作られたのか見つけたのか…すると歌劇の声が聞こえると言い始める八爺。
一方、丫頭の病状を憂う陳皮は薬を持つという日本人田中凉子を訪ねる。

第6集

田中凉子は陳皮に、丫頭を救う薬と引き換えに日本に協力せよと二爺に告げるよう言い渡す。
ここ数日は体調がいいと言う丫頭を連れ街に出る二爺、2人で写真を撮りたいと言う丫頭に応え写真館に入り記念写真を撮影する2人。

一方、鉱山の奥へ進んだ佛爺一行は棺があったと思われる場所に到着し周辺を調べ始める。佛爺は九門の内のいずれかが大人数を引き連れてこの場に来たと推測する。すると歌劇の声が聴こえ始める。八爺は二爺が初舞台で披露した歌だと言う。声のする方へ更に進んで行く佛爺、そこには指輪が入っていた棺の墓室。謎の蝶の襲撃を受け気を失った佛爺を抱え、命からがら鉱山から脱出した一行だが、外に出ると謎の一団の襲撃を受けるが副官が撃退。その場を遠くから観察していたのはアメリカ人考古学者裘德考(コックス・ヘンドリー)、表向きはアメリカ連合国長沙会会長だが日本と関わり深い人物、鉱山に眠る宝を独占しようとしている。劇歌は彼の車から流れていたよう。

目を覚ました佛爺は八爺に墓室から持ってきた物を二爺に渡すように告げる。
重傷を負った佛爺を連れ二爺の元にやって来た一行、佛爺の様子を見て一行が鉱山に行ったことを見抜く二爺。二爺の治療で傷口から髪のようなものを取り出し、なんとか事なきを得る佛爺。二爺は彼の祖先が鉱山で佛爺が持ってきた指輪と全く同じものを発掘してきたことを告げる。二爺の先祖が鉱山に入るも誰も生きて戻らず、二爺が鉱山で見つけたのは祖先の死体のみで、その死体は頭の血管まで髪の毛のようなものに侵食されていたという。
陳皮の元を訪ねてきた田中凉子は薬を渡す代わりに張啟山(佛爺)の容態を調べるように告げる。

第7集

密室で佛爺への書をしたためる二爺、陳皮に自分からの信とは極秘で佛爺に渡すよう命じる。手紙を盗み見る陳皮…。
陳皮は田中凉子にボスに会わせるように言い、連れて来られたのはアメリカ連合国長沙会、そこに表れたのは裘德考。裘德考が負傷し田中凉子に薬を投与するのを見て、佛爺の情報を渡してしまう陳皮。
深夜、陳皮は佛爺邸に忍び込み二爺の信を届ける。佛爺は再度鉱山へ行くことを決意、八爺に周辺を調査しておくよう命じる。そこに陸建勛という情報員が長沙にやって来たと報告が入る。

陸建勛と面会する佛爺、兄弟と呼び親しげに接する2人だが、面会後陸建勛は部下に佛爺を見張るよう命じる。
佛爺の命に従い鉱山周辺を調べる八爺、鉱山が人型墓地であると気付く。そして村人から哀れな狂った男が村外れにいると聞きだす。
陳皮は丫頭に裘德考の診察を受けさせると、病は慢性的な疲労によるもので体質虚弱だと言う。特効薬だという液体を注射をし、2か月分の薬と注射器を渡し去る裘德考。
村外れで狂った様子で髪を抜き続ける乞食を見つけた八爺、男は10か月前洞窟で髪の毛のようなものに襲われたと言う。八爺は村に戻り理髪師に乞食の髪を定期的に剃ってやるよう伝え、数日前に日本人が村にやって来たという事を聞き出す。

陸建勛は佛爺が長沙九門の頭領であることを調べ上げる。佛爺以下、二は梨園の人物、三は障害者、四は武術の達人、五は猛犬を飼っている以外は不明だというだという九門、佛爺に取って代わり長沙を支配することを目論む。
陸建勛の企みは裘德考と田中凉子の耳にも入っていたが、裘德考は彼を泳がせ様子を見張るように田中に命じる。
一方、九爺を訪ねてきた陸建勛、有事の軍費であれば助けになれると言う九爺に九門の頭領にになればより国に貢献できるとけしかける陸建勛…

第8集

九門に探りを入れてきた陸長官を送る九爺、張副官と共に佛爺の元へ向かう。
次は五爺の元へやって来た陸長官だが中の犬があまり凶暴で五爺に会う事は叶わず、他家でも九門には会う事が出来なかった。その事は裘德考と田中凉子の耳にも入っていた、陸長官を利用しようとする2人。

一方、佛爺の元に調査から戻った八爺は鉱山が人型の巨大なである可能性とつい最近日本人がやって来ていたことを伝える。日本人が行動を起こす前に早く鉱山へ行くべきだと焦る佛爺に二爺の力を借りるべきと進言する八爺だが、二爺は妻の病状が芳しくないので離れる事が出来ない…二爺は以前売られそうになっていた丫頭を買い戻し紅府へ迎え入れていたのだった。
佛爺と八爺が話している所に丁度やって来た九爺、3人はまず丫頭と話をすることに。
佛爺と九爺は丫頭を訪ね、日本人から長沙を守るため鉱山に入ったことがある二爺の助けを借りたいと伝える。二爺の祖先が誰も生きて帰ってこなかったことを心配し了解しない丫頭だが、突然体調を崩してしまう。丫頭に処方されている薬を怪しむ2人…
丫頭の状態を見る限り二爺は鉱山には行けないだろうと話す佛爺たち。九爺が言うには丫頭の薬は何の効果もないモルヒネであり、モルヒネを持っているのは日本人だけだという。二爺を鉱山へ連れ出すには丫頭の病を治すことが先決だと話し合う3人。

二爺が紅府に戻ると佛爺と九爺が訪ねてきたこと、丫頭に発作があった事が告げられる。丫頭は自分の病のせいで二爺が佛爺たちを助けられない事、鉱山に行っても危険が伴う事を憂う。そこに訪ねてきた陳皮に何も食べられず粥を食べていることを告白する丫頭。
九爺は今度新月飯店で開催されるオークションに薬草が出品されると言う情報を佛爺に伝える。
二爺の元にやって来た佛爺は、丫頭の薬がモルヒネであること、そして日本人しか持っていないこと、北平の新月飯店のオークションに鹿活草という丫頭の病を治す薬が出品されることを告げる。しかし新月飯店は招待客のみしか入れない、八爺九爺と相談し翌日出発する約束をする2人。
張副官に連行される陳皮。陳皮が戻ってこないと心配する丫頭に、薬を手に入れに北平に向かうと告げると一緒に行きたいと言う。連れていく決心をする二爺。

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