7月8日、優酷Youkuのネット映画「西河口秘聞」が北京にてクランクインした。監督は、「十宗罪」など推理をテーマとした作品を得意とする新進気鋭の李亜東が務める。主役の丁文書を演じるのは、台湾出身の人気俳優・唐禹哲。「西河口秘聞」は阿里文学の人気ネット小説を原作としている。公開後わずか3週間で、多くの読者の注目を浴びた作品だ。 民国期、西河口で行った頭のない娘の事件が起こり、4人がチームを組み、殺人事件に挑むという物語。
7月10日には、早速北京にて公開収録が行われた。当日、北京の気温は36度に達しており、現場は俳優陣のために扇風機や熱冷まし用シートなど暑さ対策を行っていた。主演の唐禹哲は、「自己催眠で、自分が海辺にいて、涼しい風が吹いているのを想像する…冗談です、どうしようもありません。こんな天気こそ全身全霊で演技に取り組みます、それが俳優としての責任です」と明かした。
唐禹哲が今回演じるのは、頭脳明晰で観察力に優れた探偵、中国版ホームズとも言える人物。唐禹哲は、「今回演じるのは探偵、アクションは多くないけれど、言葉が大きな挑戦になるかもしれません。この役は推理の時の話のスピードが速く、推理用語も多いので、プライベートで専門用語の練習をして、撮影時にはしっかりと自分は探偵だと説得できるようしています。」
本作は「HAO計画」の初作品である。「HAO計画」は、優酷Youku、阿里文学、阿里営業の共同発起プロジェクトで、10億元もの投資がされる。ネット映画のプラットフォームの開放、IPの開放などの意味も含まれている。映画は近くクランクアップを迎え、9月末頃優酷Youkuにて独占公開される予定。