サイトアイコン CHINA BLUE HUALAN

呉亦凡クリス来日「2016東京・中国映画週間」舞台挨拶&金鶴奨コメント訳

10月21日〜26日にわたって開催されていていた2016東京・中国映画週間が無事終了いたしました。幸運にも呉亦凡クリス・ウーの舞台挨拶付きの「すれちがう青春」と開催記念式典&ゴールドクレイン賞授賞式のチケットを入手できましたので、参加して参りました。
下記は舞台挨拶1回目とゴールドクレイン賞受賞コメント全訳です。

2016東京・中国映画週間
10月25日吴亦凡主演映画「夏有乔木雅望天堂(すれちがう青春)」舞台挨拶21:10〜(スクリーン7)

<舞台挨拶インタビュー全訳>
Q:夏木と自分とで似ている所はありますか?
吴亦凡:小さい頃の自分とよく似ています。小さい頃は夏木のように物静かで内向的でした。この映画の台本を受け取った時、自分と夏木には共通点がたくさんあると思いました。なのでとても興味を持ちました。

Q:映画の中で印象的なシーンはありますか?
吴亦凡:最後の結末のシーンです。リアルな感じを表現したいと思ったので、夜寝ないでわざとクマと無精髭を作ってリアルな感じにしました。最も印象的なシーンです。

Q:他に楽しいこと面白いことはありましたか?
吴亦凡:バスケをするシーンがあったのですが、バスケは僕の一番好きなもので、バスケをしている時はとても楽しいんです。自分の好きなスポーツを映画の中に反映できてとても嬉しく思っています。

Q:「すれちがう青春」は同名の小説が原作ですが、小説は読みましたか?
吴亦凡:読みました。「読みました」は日本語でどう言いますか?“読みました、ありがとうございます”

Q:小説のキャラクターは難しかったですか?
吴亦凡:小説は文字じゃないですか、なので詳細に描写されています。
それに本には本のファンや登場人物のファンがたくさんいますので、小説内の人物をどうしたらより具体的に表現できるのかが難しい点でした。なので俳優はストーリー全体や小説を何度も読まなければなりません。

Q:今後挑戦してみたい役は?
吴亦凡:変態的な、殺人者の役に挑戦したいと思っています。それから日本語を勉強して、日本語で映画に出るのも興味があります。

**********************************

東京・中国映画週間の最終日である10月26日にはTOHOシネマズ日劇(有楽町)にて開催式典及びゴールドクレイン賞(金鶴奨)授賞式が開催されました。授賞式後は映画「老炮儿(邦題:ロクさん)」が上映されました。

<ゴールドクレイン賞>
両国の映画事業を更なる発展を促進するために、中国国家新聞出版広電総局電影局の許可を得て、日中の映画会社及び映画大学と連携し、今年から両国の国際映画祭期間中に、日中映像文化交流に貢献している映画作品及び監督、俳優、女優等を対象に、「ゴールドクレイン賞」を表彰することになりました。
受賞者発表及び授賞式は、『2016東京・中国映画週間』開催式典をもって行います。

<ゴールドクレイン賞受賞リスト(発表順、敬称略)>
合作映画交流貢献賞:「漂洋过海来爱你」(邦題:海を越えた愛)
最優秀作品賞:「狼图腾」 (邦題:神なるオオカミ)
最優秀監督賞:管虎「老炮儿」 (邦題:ロクさん)
最優秀女優賞:蒋勤勤「一个勺子」 (邦題:疫病神)
最優秀男優賞:吴亦凡「夏有乔木雅望天堂」 (邦題:すれちがう青春)
<プレゼンター一覧(発表順、敬称略)>
合作映画交流貢献賞:中華人民共和国日本国駐日大使館公使 郭燕、女優 赤座美代子
最優秀作品賞:日中文化交流協会副会長日中映画祭実行委員会芸術顧問 栗原小巻、女優 梁静
最優秀監督賞:日本映画監督協会理事長映画監督 崔洋一、上海国際影視有限会社副社長 丁莉
最優秀女優賞:北京電影学院理事長 侯光明、女優 島田陽子
最優秀男優賞:女優 常盤貴子

<ゴールデンクレイン賞最優秀俳優賞「夏有乔木雅望天堂」吴亦凡 受賞コメント>
こんにちは、クリスです。
まずこのような賞をいただけたこと、主催者が僕を認めてくださったことにとても感謝しています。そして東京国際映画祭、中国映画週間に参加できてとても嬉しいです。このような文化を跨いだ交流の機会はとても素晴らしいと思います。なので、より多くの中国映画を世界各地の皆さんにご覧いただいて気に入ってもらえたらと思います。僕自身も、これからも努力していきます。同時に……先に通訳してください。

それから映画「すれちがう青春」のために尽くしていただいた撮影チーム、スタッフ、監督、脚本家の皆さんに感謝しなければなりません。僕を支えてくださってありがとうございます。
そして特に管虎監督にも感謝いたします。管虎監督は僕の先生で、演技面でのサポートもたくさんしていただきました。
皆さんありがとうございます。これからも頑張ります。

授賞式終了後、プレゼンター及びゲストは退場し、映画「老炮儿」の上映に入りました。

モバイルバージョンを終了