東方衛視にて放送されていた「青春警事」が無事最終回を迎えた。本作は、焦俊豔 、魏大勛主演、楊廷東、王子璇、魏天浩、李培銘、石島ら出演の熱血青春刑事ドラマ。
古静、唐一修、汪子成、阿紫、柯佳明が”青春探案組”を組織し、リーダー張宗義の下、様々な犯罪に立ち向かうというストーリーだ。本作は、昨年2017年4月25日に深圳注芸影視基地にてクランクインし、4か月の撮影期間を経て、同8月16日にクランクアップ。東方衛視にて、2018年7月2日から放送され、騰訊視頻で動画配信されている。
【あらすじ】
90年代生まれの新人刑事・唐一修は、初任務の際に、偶然病院でこん睡状態の患者・古静の病室に入ってしまい、犯人ともみ合う中でバランスを崩し、古静と唇を重ねてしまう。無事犯人を確保した唐一修が病院を後にすると、古静が3年の眠りから目覚める。古静は海外で事故に遭いこん睡状態に陥っていた。目覚めた後の検査で、身体機能に異常がないことが分かったが、古静は事故に関する一切の記憶を失っており、怪我をした男性がたまに頭に浮かぶだけであった。
その後、古静は厳しい訓練を乗り越え、以前からの夢であった警察官になり、南奥市警察署の証拠物件保管係として入署する。そして、人気女性モデル・アマンダこと徐露の殺人事件で、唐一修と再会することになる。古静の卓越した記憶力と分析力、唐一修の刑事としての経験で事件を見事解決に導く。古静は、徐露の義父を過去に殺害し逮捕された自身の倫理カウンセラー路英波から、唐一修が封じられた記憶の扉を開けるカギとなるのではないかと告げられる。古静と唐一修の2人は、南奥市で発生する事件を解決しながら、古静の失われた記憶を追う。
物語冒頭は、上記のようなあらすじになっている。冒頭では、古静と唐一修が接触するたびに、古静の頭に事件の情景が浮かぶという展開が何度かあり、サイコメトリー的な超能力設定なのかと多くの視聴者が思ったのではないだろうか。物語が進むにつれて、古静のとんでもない記憶力が明らかになっていく。最初の事件の情景は、実は幼い頃事件現場にいたことが後々発覚し、2つ目の事件の情景は、ルームメイトの阿紫が何気なく見ていたプロポーズ特集動画の一場面だった。古静の常人離れした記憶力は、唐一修の父親である唐岳松が関わっている。
本作は、若い世代の刑事たちが活躍するストーリーのため、分かりやすく構成されている。主人公2人だけでなく、周りのキャラクターの恋愛模様も楽しめるドラマに仕上がっている。全40話。