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「沙海」張銘恩演じる張会長こと張日山が美しい!張日山は一体何者?

騰訊視頻にて絶賛配信中のドラマ「沙海」の登場人物・張銘恩演じる張会長が半端なくアツい!「沙海」といえば、南派三叔原作の超人気IPシリーズ「盗墓筆記」の3作目にあたる作品である。この当たりは少し記事にまとめているので、下記リンクより参照されたし。


人気キャラクターがわんさかいる作品であるが、筆者が猛烈に推すのは、なんと言っても張日山である。張日山は、2作目である「老九門」で登場したキャラクターで、元々は「張副官」としか呼ばれていなかった。張副官は、長沙老九門の長・佛爺こと張啟山の右腕で最も信頼する部下であり、佛爺に絶対的な忠誠を誓っている人物。口癖は「佛爺の仰ることはみな正しい(佛爷说的都是对的)」。佛爺と共に、長沙の軍を率いていた。

2016年に放送されたドラマ「老九門」で張副官を演じたのが、撮影当時中央戯劇学院に在学中だった張銘恩であった。これがとんでもない当たり役だったのだ!張銘恩演じる張副官は、放送を重ねるごとに人気を増した。演技力もさることながら、張銘恩の愛らしいルックスも相まって、ついには南派三叔が佛爺の名前にちなんで、張副官に「張日山」というフルネームを与えるに至ったのだった。「老九門」に続き「沙海」でも、張銘恩が張日山を演じている。


ここでひとつ、皆さんに疑問が生まれるだろう。ドラマ「老九門」は、民国時代の1933年頃から抗日戦争中の物語だが、現在配信中の「沙海」は現代を舞台にしている。では、なぜ張日山はどちらにも登場するのだろうか。しかも同じ姿で。(張銘恩の顔面偏差値は爆上がりしているが。)「老九門」と「沙海」の張日山は別人なのか、同一人物なのか。


答えは、同一人物である。「沙海」では、佛爺について語る場面も多く、古い骨董鑑定書にも彼のサインが残っている。そして、自らを老人と称する場面もある。ちなみに、スマホ入力は苦手なのか、手書きで文字を打ち込んでいる。ネットでは、「張百歳」「百歳山」などと呼ばれている。ただ見た目は若いままだ。不老不死のような張日山だが、それは張家の血・麒麟血によるもの。「老九門」時代は副官だった張日山は、佛爺亡き後の「沙海」では九門協会の会長、つまり穹祺公司のボス(張家当主)となった。一見すると新月飯店の主のように見えるが、新月飯店の真の主は尹南風である。尹南風は張日山のことを「老不死」と呼び、張日山の要請に応えて部下の羅雀を貸すなど、密接な関係を築いている。


「老九門」では佛爺に従う忠実な部下という役どころだったが、「沙海」では相も変わらず対立を続ける九門各家を統べる九門協会の会長だ。しかし、見どころはそれだけではない。物語冒頭で、背中に怪我を負った黎簇を治療した女医・梁湾との関係性である。張会長は、彼女の背中の刺青を見て、敵対する汪家の関係者ではないかと疑っている。それでも梁湾に構う姿は、老九門の頃にはなかった新たな一面である。今後ストーリーの本筋に大いに絡んでくること間違いなしの張会長、張銘恩の活躍と共に目が離せない!

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