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強気なアラサー女子の恋の行方は?ドラマ「愛情進化論」あらすじ

張若昀&張天愛主演ドラマ「愛情進化論」が東方衛視、浙江衛視で放送中、併せて騰訊視頻、愛奇芸にて配信中だ。本作は、美人で仕事は順調だが彼氏ナシでモテないキャリアウーマン・艾若曼(張天愛)と高校からの親友の歯科医・鹿飛(張若昀)が織りなすストーリー。


百度百科のページを覗いてみると、主人公・艾若曼を表現する言葉に”轻熟”という単語がある。轻熟は、見た目は若いが、内面はそこそこに成熟していて口も達者な、25~35歳くらいの未婚男女のことを言うらしい。艾若曼は、高校生の時から真面目でプライドが高く、あまり周りから好かれるタイプではなかった。それに加えて美人で優秀なもんだから、プライドと理想だけが高いアラサー女子になってしまったのだ。


1話では、鹿飛が高校時代、学級委員長の決戦投票に負けた艾若曼に対し、「なんで皆がお前を嫌がるのか考えてみろ」と諭す回想シーンがある。しかし、鹿飛は現在の艾若曼に対して、「あの時言ったことは間違いだった。皆がお前の良いところを見ていないだけだった。ドリアン(艾若曼の大好物)は臭くて嫌がられるけれど、好きな人には絶賛される。」と謝るのだが、プライドが高く完璧主義の艾若曼は、「自分が完璧じゃないという言うのか」と素直に受け止められない。


仕事上ではバリバリのキャリウーマンだが、高校の先輩・丁宇揚に憧れていたり、新入社員のアシスタント・安卓が気になったり、乙女な一面が意外と可愛い艾若曼。そんな艾若曼を演じる張天愛は、キリっとクールな表情が印象的な女優。最近では、昨年12月に中国、今年2月に日本でも公開された映画「妖猫伝(邦題:空海 KU-KAI 美しき王妃の謎)」で妓楼の美しき舞妓・玉蓮を演じた。


若曼の親友の歯科医・鹿飛を演じるのは、実力派俳優の張若昀。鹿飛は、ゴリゴリ突き進むタイプの若曼とは正反対で、優しく繊細で内向的な性格。完璧を求めるのではなく、60点くらいでいいと思っている凡人タイプ。張若昀はめちゃくちゃなイケメンという訳ではないが、映画監督を父に持つということもあってか、演技力で着実にキャリアを積んできた。私がおすすめする張若昀出演作品は何といってもドラマ「麻雀」。「麻雀」は1940年代のスパイ戦を描いたドラマで、張若昀は唐山海という最後は自分を犠牲にして仲間を守るという役どころ。詳しくは、下記の記事を参照されたし。

【あらすじ】

艾若曼は、勝気で前向き、仕事も順調で優秀、自分の人生の目標を追い求める、キャリアウーマンの代表格のようなアラサー女性。しかし、男性からは一向にモテず、元カレには「お前を好きになる奴なんかいない」と罵声を浴びせられる始末。一方、鹿飛は温和で優しく内向的、60点くらいできればいいという考えの凡人。2人は高校時代からの同級生で親友。社会人になってからも互いの家を行き来する仲。2人の周りも仕事や新しい出会いで変化が生まれ始める。アラサー独身男女の恋愛模様を描いた作品。

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