2020年上半期WOWOW放送予定おすすめ中国ドラマ「陳情令」「長安二十四時」「大明皇妃」
とてつもないスピードで数多くのドラマが制作され、放送されている中国…日々さまざまなジャンルのドラマが、テレビ・ネットを問わず流れています。数年前と比較すると、ドラマの質も格段に上がり、見ごたえのある作品が多くなったという印象があります。そのような流れの中、日本に上陸する中国語ドラマもいつしか台湾ドラマから中国ドラマが増えてきたように思います。
そして、2020年も面白いドラマが日本にやってくる!
今回は、2020年3~5月にかけてWOWOWで放送開始となる3作品をピックアップ。あらすじはリンクよりWOWOWの番組情報、またはディザーサイトで読んでみてください。(筆者の文章よりはるかに分かりやすい。)さすがWOWOWさん、どの作品も中国本土でヒットした話題作で、おもしろさは折り紙つき。もちろん今中国でアツイ俳優も出演。美しい映(顔)像(面)で目を潤しましょう!ということで、あらすじは公式にまかせて、注目のメインキャストの紹介を独断と偏見でいたします。
2020年3月19日~放送「陳情令」
WOWOWでの放送情報は☞こちら
※中国での放送情報です。
原題:陈情令
話数:50集
出演者:肖战,王一博,孟子义,宣璐,汪卓成,于斌,刘海宽,朱赞锦,王皓轩,纪李
中国公開日:2019年6月27日
「陳情令」は、2019年最もブレイクした中国ドラマのひとつでしょう。本作はもともと「魔導祖師」というBL小説が原作です。メディアミックス展開がアツく、アニメもラジオドラマもあります。日本語版ラジオドラマも、もっと言えばねんどろいどのフィギュアまであるのです。
ダブル主演をつとめたのは、肖戦(シャオ・ジャン)と王一博(ワン・イーボー)。肖戦は、オーディション番組を経て、アイドルグループ「X玖少年団」としてデビュー。ドラマに出演すると、主題歌なんかも歌ったりしています。
一方の王一博は、「UNIQ」というグループとして韓国で活動していました。かなり活躍していたのですが、限韓令の影響で活動拠点を母国・中国に。湖南衛視「天天向上」でMCを務めるなど地道に活動を続け、「陳情令」で大ブレイクを果たしました。
ドラマのコンサートやらファンミーティングやらも各地(タイなど海外でも)で開かれちゃったりして、主演の2人は一気にスターダムにのし上がりました。
2020年4月4日~放送「長安二十四時」
WOWOWでの放送情報は☞こちら
※中国での放送情報です。
原題:长安十二时辰
話数:48集
出演者:雷佳音,易烊千玺
中国公開日:2019年6月27日
危機にさらされた長安を守るべく奮闘する男たちの1日をスリリングに描いた作品。
主演は雷佳音(レイ・ジアイン)ともう一人、今最高にアツイ若手実力派・易烊千璽(イーヤンチエンシー)。TFBOYSという中国初の国産アイドルグループのメンバーで、13歳くらいから活躍しています。少し前まで少し幼さが残る顔つきだったのですが、ここ最近の進化がとてつもなく、とんでもない美顔に!
高校卒業後は、名門・中央戯劇学院表演系(演技部)に首席で合格。2019年は映画「少年的你」が高い評価を得て、実力派俳優として着実に道を歩んでいます。とにかくパフォーマンスにおける雰囲気と眼力がすごい。「少年的你」もそうだったんですが、ちょっと”すれた若者”の役がとてもいい。毎年年末恒例の微博のショートムービー企画「最美表演」の2019年がそういう感じでよかったので、置いておきます。
2020年5月14日~放送「大明皇妃 -Empress of the Ming-」
WOWOWでの放送情報は☞こちら
※中国での放送情報です。
原題:大明风华
話数:64集
出演者:汤唯,朱亚文,邓家佳,乔振宇,吴越,梁冠华
中国公開日:2019年12月17日
壮大なスケールで明の時代を描いた歴史大作。
主演をつとめるのは湯唯(タン・ウェイ)。トニー・レオンとの激しい描写が超話題となった映画「ラスト、コーション」の女優と聞けば、思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。この映画は世界的に評価された反面、彼女の役の設定的に中国国内では批判されることになってしまいました。いろいろと大変だった女優さんのとても久しぶりのドラマ出演、しかも初の古装劇(時代劇)ということで、本作は中国でも放送前から大きな注目を集めていました。
ちなみに上述した映画「ラスト、コーション」は、「大明皇妃」放送を記念して5月にWOWOWで字幕版が放送予定のようです。ちょっと若い王力宏(ワン・リーホン)も出演しています。日中戦争下の女スパイの葛藤と愛を描いた超名作ですので、あわせてチェックしてみてください。
余談ですが、この作品には韓国の人気グループEXOのレイ(張芸興チャン・イーシン)も出演しています。こういう古装劇はレイも初出演。(謎のベビー映画が懐かしい)最近はごりごりイケイケなアーティスト活動での活躍が目覚ましいですが、筆者はあざとい”小綿羊”の方が好きかなと思ったり。
今回は少し趣を変えた記事でした。たまにはこういうのもいいですね、読んでいただけているかは別として。笑