三大動画配信サイトと六大制作会社が共同声明 高額ギャラ抑制へ
2018年8月11日、愛奇芸iqiyi、優酷Youku、騰訊視頻テンセントの三大動画配信プラットフォームと、正午陽光、華策衛視、檸萌影業、慈文伝媒、耀客伝媒、新麗伝媒ら6社の映像制作会社が、近年問題となっていた出演者の超高額出演料(天価片酬)について、共同声明を発表した。
俳優、ゲストの報酬について、制作費の40%を越えないこと、主要キャストの報酬は報酬総額の70%の最高報酬限度額を越えないこと、俳優一人に対する報酬(税込)が100万人民元(約1600万円)を越えないこと、総報酬(税込)が最高5000万人民元(8億1千万円)を越えないことを明記している。
また、共同声明では、不当な値上げ、脱税、横領、賄賂などといった違法行為について、前述の不正を行った個人と組織について9社共同でブラックリストシステムを構築し運用することも併せて発表された。